chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその158『本当に力を入れる部分』身体の力を抜く事で本当に力を入れる部分が見えて来ます。身体のバランスを崩さずに動く為には力を入れる部分と抜く部分の相関関係が大切です‼︎脱力を利用して技に繋げましょう!

今回のテーマは

『本当に力を入れる部分』

 

身体の力を抜く事で本当に力を入れる必要が

ある部分が見えて来ました。

 

身体の力を抜き移動する稽古をしていて

気付いた事があります。

 

移動する稽古は常に身体のバランスを崩して

動きます。

 

その為に身体の軸を保つのが難しく

崩れては整え崩れては整えの繰り返しの中

移動する事で溜まったエネルギーを

逃がさない様に技に繋ぎます。

 

動きと力が逃げない様にするのが

移動する稽古で難しいポイントですが

 

力を入れて身体をパッケージ化するより

力を抜き必要な部分だけを保つ方が

よりバランスも保て力も逃げづらい感覚が

掴めました。

 

力を抜いて動く事で

力が生まれる感覚とバランスを保つ感覚に

集中する事で身体が作れます。

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脱力の大切さは理解していましたが

力を抜く事で本質的な力を出すコツを

改めて気付きました。

 

人間の身体は立つ動く等で力を抜いても

重力の影響を受けるので常に地面との

反発が生まれます。

 

その反発を使うには極力まで力を抜かないと

感じる事は出来ず

 

ただ脱力しても意味はありませんが

力を抜き反発するエネルギーを

コントロールして技に繋げれば

力を抜いて力を出す事が出来ると思いました。

 

それには何処か保たないとならない部位があり

それが私の言う本当に力を入れる部分にあたります。

 

如何ですか?

身体の力を抜く事で本当に力を入れる部分が見えて来る。

 

抽象的な解説で恐縮ですが

皆様の練功の参考になりましたら幸いです。

 

(脱力の妙録です)

https://core.ac.uk/download/pdf/147578938.pdf

 

 

詳しい解釈や身体の力を抜く施術が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm

身体の使い方シリーズその157『足裏の力』内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチをバランス良く大地を掴みましょう‼︎

今回のテーマは

足裏の力

私の言う足の裏の力は

踵から足指まででしっかり大地を掴む事です。

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同じ事の繰り返しの中で

型稽古や転身系の回転しながら

軸を崩さない動きの中では足裏から

しっかり地面を掴む事が改めて重要だと

感じました。

 

皆様も何気なく足を踏み出しながら

動いていらっしゃると思いますが

 

身体の力を逃がさない様にするには

設置面を固定しないといけません。

 

その為には大地と設置している足の裏が

非常に重要です。

 

回転系の動きでは足の裏で動きを密封し

そのエネルギーを逃がさずに

力に転換するには足の裏が固定されていないと

タメが開放されてしまいますので

 

足の裏で固定した力を身体の軸に乗せて

技に伝えます。

 

私の場合はサウスポーで構えて前足の右を軸に

反時計回りにサバキを入れる動きを

多用していた事から

左の外側縦アーチに体重が乗り左の距骨が

外転する傾向を気にしており

 

其方を改善する意味でも足の指で地面を掴む感覚が大切で特に左の内側縦アーチを意識した

足裏の使い方が理想だと思いました。

 

足の裏にはアーチが3つ存在して

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内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチになり

それぞれが協力して

足の裏のアーチを形成しています。

 

体重が爪先だたり

踵だったり

足の外側に乗ったり

内側に乗ったり様々です。

 

それらが身体の使い方に影響するのですが

個人で細かく分析するのは難しいので先ず足の指で地面を掴む感覚を養う事をオススメ致します。

 

(足のアーチについての妙録)

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001205573287168

 

 

アーチを形成するには

裸足になり足の指でタオルを掴むトレーニングも

良いですが立っている時や歩いている時に

足の指で地面を掴む感覚を養うのも

効果的かと思います。

 

ちなみに

私は自宅でスリッパの代わりに足半を履いて

此方もアーチを形成するのにオススメです。

過去に足半のBlogもいくつか書いていますので

宜しければ其方もご覧下さい。

 

 

如何ですか?

足の裏の力

 

詳しい足裏のアーチの作り方や

足裏の治療が必要な方々はお気軽に治療院まで

ご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/index.html

身体の使い方シリーズその156『身体のブロックパーツを自由に動かす』力の連動を圧縮したパーツをドミノ倒しに例えてみました。手足だけの動作にならない力の出し方を考察!アスリートだけにとどまらず一般の方々のボディーワークにもオススメです‼︎

今回のテーマは

身体のブロックパーツを自由に動かす

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身体の連動を考える意味で密度を高める事と

抜ける部分を無くす事は重要です。

 

それを更に応用すると一定の箇所に集めた力を

逃さずに連動させるためには

私は圧縮した部分をブロックパーツとして

考えます。

 

そのパーツを逃がさずに連動したい部分に

伝えて行きます。

 

身体が密着した場合と離れた時では

運用が違いますが

これはまた別の機会にでも。

 

先ずはブロックパーツの作り方

身体を隙間無く繋ぎブロックを作りたい部分に

圧縮を高めます。

 

身体全体に力を入れると固まりになって

居着いてしまいますので

なるべく入れたい所にだけ力を入れて下さい。

 

そして他の部分はフリーにしながら

その部分を上手く動かして連動させます。

 

力のドミノ倒しみたいですね。

 

先ずは力を集めたい所に圧縮を高める意識を

練って下さい。

 

それを手足を動かす時に繋ぎながら連動して行きますが

伝達が抜けたり身体が分離すると

四肢末端の動作になります。

 

是非,力を伝える参考になりましたら幸いです。

 

 

(人体筋骨格系不具合に対する運動療法の構造モデリング)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kikaic/79/803/79_2273/_pdf/-char/ja

 

 

詳しいブロックパーツの作り方

身体の連動を上げる施術が必要な方々は

お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/index.html

 

身体の使い方シリーズその155『改めて骨盤後傾を考える』尿漏れ・産後のケア・呼吸のインナーユニットにも役立つ骨盤底筋も鍛えられ腰椎前弯の腰痛予防にもオススメです‼︎そのコツも少し触れています。

今回のテーマは

改めて骨盤後傾を考える

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空手の三戦の型を行っていて気付いたのが

骨盤後傾の重要性です。

 

この型では,呼吸と動作を合わせて

腹圧をかけながら身体を絞めるのですが

下肢からの力を腰に伝えたり全身を圧縮するのに

骨盤の後傾は必然になります。

 

これには巷で言われる骨盤底筋も含まれ

少しでも抜けると力が漏れて連動しますので

圧縮が弱くなります。

 

(骨盤底筋は尿漏れや産後のケア,呼吸のインナーユニットとしても活躍します以下論文)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/35/4/35_KJ00004963396/_pdf/-char/ja

 

最近では腰や腹圧を意識しておりましたが

三戦を行っていて

骨盤後傾をしっかり作る事で更に骨盤底筋も締まり

腹腔のインナーユニットが高まります。

 

型の稽古の良いところは

同じ動きを繰り返す事で精度を上げ

意識する場所が見つけやすい所かと思います。

 

今回は骨盤後傾に着目しましたが

また違うポイントが気になるかもしれません。

 

それを繰り返して全体の精度を

上げて行ければと思います。

 

骨盤を後傾させると腹部の筋肉が収縮して

腰痛予防にもオススメで

骨盤前傾の腰痛の方には特に効果的ですし

骨盤底筋の弱化予防や尿漏れ産後のケア

腹腔のインナーユニットを高める為にも

オススメです‼︎

 

私の場合は身体の密度を高める意味でも

骨盤後傾は理想的ですが場合によっては

骨盤を前傾する事が必要な時もありますから

専門家の指導のもとにトレーニングや

身体の使い方を巧緻されて下さい。

 

如何ですか?

改めて骨盤後傾を考える

冒頭で触れました骨盤底筋も鍛える

コツは『尾骨』を前に出す感じです。

 

詳しい骨盤後傾のやり方や

腰痛の治療が必要な方々はお気軽に

治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm

 

 

 

 

身体の使い方シリーズその154『クライミングにおける利き手とは⁈』交叉型抑制性神経細胞をもとに考察致します。懸垂や登りでの違いを含めて利き足からも紐解いて参ります。クライマーはもとより武術家・一般の方々も重心の捉え方の参考になりましたら幸いです。

今回のテーマは

ライミングにおける利き手とは⁈

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私の場合は利き手が左になります。

皆様おきましては右利きの方が多いと思いますが

今回は左をもとに考察致します。

 

自身では武術の構えもサウスポーで

毛筆は右ですが鍼は左で刺します。

 

ライミングでは左手が強いと思っていましたが

懸垂での引き手は右の方が強いです。

 

同じ引く力ですが不思議ですね。

 

 

その辺りを考察して参りたいと思います。

 

基本的に人は左手を使う時は重心を右に乗せて

左側が動きやすい様になり

 

懸垂では両手で引いているとは言え

重心のかかる右側に身体に傾きやすくなり

右の腹斜筋や広背筋と体幹の筋が効き

右手の方が引きやすい状態になります。

 

 

簡単に解説しますと

右手で重りを持つと支える時に

身体の傾きを右にして右側の筋肉が収縮し

左側がその反面で緊張が抑制され上がり

左手が使いやすくなります。

 

歩行でも歩く時に地面に設置した

足の反対側は上がりますね。

 

これは

交叉型抑制性神経細胞が

コントロールしています。

https://www.excells.orion.ac.jp/news/957

 

よって

私の場合は左利きですから右側に体重が

乗りやすく左手を使いやすくなります。

 

ライミングではその理論から言いますと

重心の乗りやすい右足を有利に使うためには⁈

 

右足を強く踏む

右のスネアを張り左足より下げる

等で色々なシーンに対応出来ます。

 

左ロック右足の強いスタンスだと右側に身体を

傾けられるので右手が出しやすく

 

逆に右ロック左足をサイファーで振って

左を出す場合も右側の身体の側屈を

上手く使えるので左手が使いやすくなります。

これは懸垂の要領に似てますね。

 

 

ライミングのムーブにおきましては

右のフットスタンスで左ロックは割と得意でして

右足で踏み込み身体を左に倒してややガストンで

引き付け右を出せるムーブは得意です。

 

逆に左足で踏み込み右引き付けは苦手で

右足を下げて一旦右側に重心を移動させてスネアが当てられると良い感じですからやはり右足の踏み込みの方が強い感じがします。

 

前回のカップリングモーションの右側屈左回旋が

効いている感じです。

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皆様も試しにその場で足踏みをして頂ければ

重心の乗りやすい足が分かる範囲思います。

 

片足で立った際に身体がフラつかずに

重心の動揺が少ない方が体重の乗りやすい足になりクライミングでは強い踏み足になります。

 

どうしてもクライミングでは手に

意識が行きがちですが強い踏み足から

組み立てるのも面白いですね。

 

 

ライミングにおける利き手から重心の乗り方

強い踏み足に展開しましたが足を基準に考えると

引き付けが強い手や出しやすい手などが

判明するかもしれませんので

一つの参考までになさると有り難いです。

 

如何ですか?

ライミングにおける利き手とは⁈

 

詳しい利き手のお話しや重心の事

腕の治療が必要な方々はお気軽に治療院まで

ご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm

 

 

身体の使い方シリーズその153カップリングモーションを考える。身体の側屈と回旋で体癖を理解する試みです,動作に不自由を感じる方々はオススメですよ‼︎

今回のテーマは

カップリングモーションを考える

 

カップリングモーションとは⁈

脊椎の運動には側屈と回旋が加わる動作になり

頚椎・胸椎・腰椎が別々の動きをしますが

ここでは割愛致します。

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私の身体の癖で恐縮ですが右側屈左回旋の癖が強く

左側屈右回旋の動きが取り難い傾向にあります。

 

これは、空手の構えでサウスポーで構える習慣から右側を前に左側を後ろにした半身を切る事で

右側屈左回旋の脊椎の癖が染み付いています。

 

そのせいか選手の頃はよく左の

ギックリ背中を疲れると起こしていました。

 

これは左の胸椎辺りの起立筋が強く

収縮しやすい傾向にあるからです。

 

以前にもBlogで書きましたナイファンチの

身体を前額面に揃えるはカップリングモーションを無くす形になりますので左の起立筋の張りも

取れます。

 

(以下はナイファンチのBlogです)

https://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2022/10/17/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%9D%E3%81%AE151%E3%80%8E%E8%84%8A%E6%9F%B1%E8%B5%B7%E7%AB%8B%E7%AD%8B%E3%82%92%E5%85%A5%E3%82%8C

 

 

カップリングモーションの診断では

身体の側屈と回旋で診断します。

背骨のラインで見るやり方もありますが

 

皆様もご自分の身体の状態を知る意味でも

身体を横に倒しやすい方と身体を捻りやすい方が

あれば逆はやり難い方と言う事になりますので

 

それがスポーツや日常動作に影響して不自由を感じていらっしゃるのであれば改善する事が望ましく

その方法も可能かと考えられ

 

逆に側屈と回旋が何方もしやすいい様に身体を調整すれば良いと思います。

 

ライミングでも同じムーブを繰り返すと

一定のカップリングモーションが出来上がり

違う動きが

不自由を感じる時は調整が必要で

 

その様な方々は診断出来る方に相談される事を

オススメ致します。

 

如何ですか?

カップリングモーションについて

 

(骨盤アライメントとカップリングモーションの妙録)

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001205567421696

 

詳しいカップリングモーションの解説や

お身体の状態を知りたい方々はお気軽に

治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm

 

身体の使い方シリーズその152『腰椎後弯を左右の筋肉でも作る』骨だけで無く筋肉も意識して骨格を作ります。腰の入り難い方にオススメです‼︎お腹周りの筋肉の連動を上げて行きます。

今回のテーマは

腰椎後弯を左右の筋肉でも作る

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私の場合は踵重心で骨盤後傾・腰椎後弯の

スタイルで身体を作っています。

その骨の動きに追従して筋肉も意識する必要が

あると感じました。

 

基本的には骨格は筋肉の動きで形成され

武術では骨の意識は高く筋肉には

力を入れないニアンスが強いですが

 

やはり身体を動かすのは筋肉なので

適度な張力や動きは必要だと思っております。

 

今回は私の癖で恐縮ですが

構えをサウスポーに反身を切る習慣から

身体を正面に向けた形では左腰が入り辛い感じを

持っていました。

 

それを解消するコツが左の腰から腹部の筋肉も

絞めると言うより形を作る事に対応していき

 

骨格的に腰椎後弯・骨盤後傾を作るのですが

同じ様に

腰や腹部の筋肉も同じ様にカーブを作ります。

 

それには

腹筋をした感覚で腰を背骨に沿って張力を保ち

少し円やかな形状にして腹部と側部を張り出す感じに私はしております。

 

そうしますと

お腹からの圧力が下肢と上肢に伝わり個人的には股関節の緻密結合性が上がり腸腰筋

働きやすい環境かと思いまして

 

前回の脊柱起立筋から更に深掘りして腰部の筋肉で私なりの感覚を考察致しました。

 

(座位での骨盤傾斜角の影響の論文)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/25/6/25_6_935/_pdf

 

如何ですか?

腰椎後弯を左右の筋肉で作る

 

詳しい身体の使い方や腰部・腹部の治療が

必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm