chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその142『身体を一本の棒にする』身体作りの感覚を武術・クライミング・一般の身体操作に活かします‼︎

今回のテーマは

『身体を一本の棒にする』

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強い打撃を撃つにあたり身体作りをしていますが

気付いた事がありました。

 

最近では身体の関節を抜かずに繋いで行く

身体作りを行っていまして瞬間的な力の出し方を

変えていました。

 

身体全体の膨張率を上げてその質量を

力に変えて行く感じです。

 

その中で最近では站燈も行い更に軸を

意識する感覚を高めていました。

 

三戦の型や移動でも力の質力を上げる為に

模索していて気付いたのが

中心軸から繋ぎ力を出すやり方です。

 

以前に私が行っていたのは

膝や股関節の抜きで力を出す際は瞬間的に脱力して身体が垂直落下する時に軸が出来上がります。

その落下する軸からの連動で手足の力が伝わり質量を上げて行く仕組みでした。

 

三戦の型では

身体をあえて抜かずに絞める事で形を作ります。

どんどん締めて行くとお腹の中がキューと力が入ります。

 

これが腹圧を高めるメリットですがその力を伝達するには道が必要で

そこで身体の中の軸との融合が大切になっています。

 

せっかく作った圧も道が無いと進み様が無いので

軸からのルートを使わせて頂き力を伝えて行きます。

 

最終的には軸も無く身体の圧調整で力が伝われば

理想ですが練功には基準が必要なので

確認の意味でも軸からの連動を行っています。

 

 

ライミングでも

壁の入る時は身体の圧で

ホールドを押さえて行きますが

身体の形を変えて力を伝えて行く時は

軸からの連動で手足を動かして行きます。

 

一般の方も

重い物を押す時や瞬間的に力をいる時は

身体の軸を無意識に作っています。

 

その軸の精度を上げて行くのが練功です。

 

私の考えでは

武術でもクライミングでも一般の生活でも

使える身体を目指して練功していますので

ジャンルは違えど身体の操作は

通づるものがあると思います。

 

如何ですか?

身体を一本の棒にする

 

詳しい身体の作り方やお身体の治療が

必要な方々はお気軽に治療院までお声下さい。

 

治療院KAZU

中井一欽

 03-5742-1414

https://kazu-1414.com/greeting.htm

 

 

 

 

身体の使い方シリーズその141『ロケットパンチを撃つには⁈』背中を発射台に考察致します。武術家らはもとよりクライマー・一般の方々もご背中の意識を高める参考になりましたら幸いです‼︎

今回のテーマは

ロケットパンチを撃つには⁈』

最近では武術の話しが多くて恐縮ですが

本日もその手の内容です。

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ロケットパンチを打つためには

背中を発射台にします。

 

突きの打ち方に様々な考えがあると思いますが

私なりの解釈で

腕を脱力して拳を肩甲骨から飛ばす様な打ち方を

ご紹介致します。

 

私が最近気付いたのは

空手の三戦立ちでは、拳をを引いた所から

腰の回転で突きを放つのですが

インパクトの瞬間は硬めずになるべく腕は脱力して拳だけを崩れ無い状態に保ち

当たった瞬間は背中側を壁の様に張って

身体が後ろに下がらない様にするので

 

その為に背中は発射台になります。

 

実際に人や物を叩いた時は反発が自分に返って来ます。(一瞬の事ですが)

 

その反発をなるべく無くすために腕は力を抜いて柔らかく対象物にあたりその反発が自分に帰らない様に背中を張り力を相手を打ちます。(通す様に)

 

手を触れた瞬間と跳ね返る瞬間の2回打ち込む感じです。

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身体が衝撃に耐えて下がらない状態を背中で作り

自分が下がらすに相手が下がった状態になれば

そのまま更に背中を張りましょう突きがより

伸びると思います。

 

決して手で押すので無く背中で力を伝える様に

意識されて下さい。

 

如何ですか?

 

ロケットパンチを打つには⁈

 

背中の大切さが伝わったでしょうか?

 

武術の解説が多めですが他にも活用が出来まして

 

ライミングでも

ホールドを握って押える時は背中で身体を支えます。

 

一般の方も

腕を使われる際は背中を意識される事をオススメ致します。

 

前回は末梢の伝え方を投稿しましたが

身体の繋がりの一つで今回は背中を紹介しました。

 

次は、軸についてご紹介出来ればと思います。

 

詳しいロケットパンチの打ち方や背中の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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https://kazu-1414.com/greeting.htm

身体の使い方シリーズその140『人混みでぶつからない為には?』歩いていてお互い避け合ったり同じ方向にシンクロする事はありませんか⁈正中線を動かしながら人の衝突を避けましょう。

今回のテーマは

人混みでぶつからない為には?

 

皆様はご経験がおありだと思いますが

人混みで前から歩いて来た人とぶつかりそうになりお互い同じ方向に何度もシンクロして避け合う事はあると思いますがその解決策を御提案致します。

 

身体の真ん中のラインを語る表現に

正中線』と言う言葉がありますが

妊娠中に出来る正中線とは違い

矢状面で身体が分断された位置を

正面から見たラインの事で言います。

武術でも急所が集まる場所になり

その正中線をもとに今回は考察致します。

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まず、ぶつかりそうな相手と接近して

互いに何方に避けるか分からない時に

自分から身体の正中線

『右か⁉︎』『左に⁉︎』向けます。

 

そうすると相手は

『右に曲がるか⁈』『左に曲がるか⁈』

を感じとって逆の方向に避けて下さいます。

f:id:chiryouin111:20220728160216j:image身体を右に向けます。

f:id:chiryouin111:20220801231805j:image身体を左に向けます。

 

 

 

ある程度、感じとる感覚のある方なら

大抵大丈夫だと思いますが

まれに気付かない方もいらっしゃるので

油断せずに避けて下さい。

 

車ではウィンカーを出して

対向車に進行方向を伝えますが

人と人だと身体の向きや明らかなアクションを

起こさないと相手には伝わりません。

 

道路でも周りの車に伝わる様に

全体の流れを見て自分の進む方向を

対向車に理解して頂き対向車の動きを

予測出来れば事故は起き難いと思います。

 

道を歩く時も同じで自分の移動する方向を

正中線の位置で伝えて相手に認識して頂き

相手の動きを見て進めばぶつかる事は

無いと思います。

 

武術では

自分の動きを悟らせ無い方が有利ですが

 

一般的には

自分の行動や思考を理解して頂いた方が

コミニケーションは上手く行くと思います。

 

話しが広がりましたが

進行方向に対面して人が歩いて来て

このままではぶつかる時に‼︎

 

正中線を意識してぶつからない歩みをお試し下さい。

 

如何でしたか?

人混みでぶつからない為には。

 

詳しい歩みや正中線のお話しや

身体の軸の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/greeting.htm

身体の使い方シリーズその139『足首を入れる』距骨の位置で考察致します。身体のバランスを整えるのにオススメです‼︎膝や股関節、身体の軸が崩れやすい方々もご覧下さい。

今回のテーマは

『足首を入れる』

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足首を入れるとは聞きなれない表現ですが

これは私の造語で(笑)

前回同様に身体の末端のお話しです。

 

足裏のお話しをお伝えさせて頂こうかと思いましたが足首に気付きが御座いましたのでこのテーマで参ります。

 

以前から

身体の使い方を模索している時に何時も

股関節のポジションや膝の位置に

苦労していました。

 

一般的な内転筋を締めるや身体の正中線

集める等と色々やっていて気付いたのが

足首のポジションでした。

 

足の裏のアーチを作るために足の指を

しっかりと地面を掴んでいた所

足首の位置が入ったと感じ

正確には『距骨』のポジションが真っ直ぐな状態が

ベストだと気付きました。

 

これは解剖学的に頭では理解していましたが

距骨の位置を揃えると膝や股関節が身体の正中線に集まりやすく重心が外に逃げ難くなります。

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私の場合はサウスポーの構えの癖で

足首の位置が左側に回旋と距骨が左に

外反していますので右に少し回旋させて

距骨を垂直に立てて

足の指と膝のお皿の位置を揃えて

脛骨を真っ直ぐにします。

 

そうすると股関節がしっかりとはまり

身体が正中線に集めやすく

 

このBlogでも何度か紹介しています三戦立ちでは

爪先を内側に入れて脛骨を立てるので自然と足首のポジションが矯正されるのだと思います。

 

足首が水平面上で外反していると膝関節も外反しやすく逆に足首が内反していると膝関節が内半しやすくなり

 

閉鎖性の運動連鎖で距骨の位置を調整すると当然、足首の位置が変わりその上の膝関節や股関節にも影響を及ぼしますので

皆様も距骨の位置を意識しましょう。

 

 

今回は足首にポイントを絞りましたが

見立ての観点から捉えやすいので

ご紹介致しました。

 

如何ですか?

足首を入れる

 

詳しい足首の入れ方や

足関節の治療が必要な方々はお気軽に治療院まで

ご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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身体の使い方シリーズ138『末梢』から身体を繋げる』指先から身体の繋がりを大切に‼︎クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです‼︎

今回のテーマは

末梢から身体を繋げる

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スポーツや武術ではよく足の力を使って力を出す等の表現は多々されると思いますが

 

逆に

武術やクライミングでも手や指が接触した所から

全身に繋いで行く作業も大切だと気付きました。

 

ライミングでは指の意識がとても高い身体操作だと思いますが

握った部分や身体の関節周囲で力が滞る事が

多く見受けられます。

 

ライミング

ホールディングでも手が触れた部分から身体全体がホワッと膨らむ感じで力が繋がり(関節の連動)

 

武術では

技を使う時、打撃が接触した所から身体を繋げる

(骨の連動)

 

一般の方々にも

指先から一番遠い所から力を出します。

難しい時はなるべく手から遠い所から力んで下さい(電気が走る様な感じで)

 

 

 

 

時には細い棒の様な軸だったり膨らんだ膨張感だったりします。(インナーからアウターに)

 

脱力させる事も必要ですが力を伝える時は身体を繋げて下さい。

 

如何ですか?

末梢から身体を繋げる。

今回は手を意識して解説しました。

 

足の意識も大変ですからまた機会があれば解説致します。

 

詳しい末梢から繋げるお話しや

手や足の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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身体の使い方シリーズその137『背骨のタイプ』鼠蹊部ボールタイプと鼠蹊部シャベルタイプを上げて考察致します‼︎あなたは何方でしょうか⁈

今回のテーマは

『背骨のカーブ』

について考察します。

 

 

一般的には背骨は生理的湾曲のS字のカーブを

描いていてそのカーブについては

様々な武術の流派では違って来まして

今回は2つのタイプを上げて私なりに解説致します

 

先ず一つ

鼠蹊部をボールの様に開くタイプ

 

そして二つ目は

鼠蹊部をシャベルの様に開いて行くタイプ

 

 

私を例で上げて骨盤で見てみますと

今までは鼠蹊部を前弯アーチでしたが

今では後弯アーチに変えています。

 

この姿勢は人に圧をかける時や力を出すには何方も適しているのですが

骨盤の形で圧をかける腰椎の方向が変わって来ますよって背骨の形も変わります。

 

 

鼠蹊部を前弯アーチのタイプは前足に体重をかけながら前方回転で圧をかけて行きます。

 

背骨が前に反るタイプです。

 

鼠蹊部を後弯アーチのタイプは後ろ足に体重をかけて後方回転から圧をかけて行きます。

 

背骨が後ろに反るタイプです。

 

ちなみに

鼠蹊部前弯アーチ型は爪先荷重・骨盤前傾・腰椎前弯

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鼠蹊部後弯アーチ型は踵荷重・骨盤後傾・腰椎後弯です。

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私は只今、鼠蹊部後弯アーチ型なのでシャベルの様に開いています。

 

ここで正解は求めませんが

何方が良い悪いでは無く力のベクトルが違うので

自分がどのタイプなのか?

で力の方向を考えるのが宜しいかと思います。

 

 

機会があればその用法での腕の使い方に

触れてみたいと思います。

 

如何ですか?

『背骨のタイプ』

 

鼠蹊部ボールタイプ

鼠蹊部シャベルタイプ

 

詳しい身体のタイプの識別や

鼠蹊部や骨盤の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

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院長 中井一欽

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身体の使い方シリーズその136『腰の位置を決める』クライミングにおける腰のポジションを空手の三戦で解説致します。上半身の力と下半身の力で腰を作り腹圧を高めましょう‼︎

 

今回のテーマは

『腰の位置を決める』

 

武術や様々な身体の使い方で腰を安定させると

言いますがどの様な事でしょうか?

 

腰の使い方はスポーツの分野でもよく言われますが

今回は空手の三戦立ちを取り上げてクライミングにおける腰の位置を解説したいと思います。

 

三戦立ちと言う立ち方は足を内側に絞り脇を締めて下半身と上半身を丹田の位置で挟む立ち方でその時に腰が安定します。

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ライミングでも

足でフットホールドを踏んで手で引いたホールドを広背筋で押さえて腰を入れます。

 

空手の三戦立ちもクライミングにおける腰が安定する事も似た状態が使える事に気付きました。

 

武術にしてもクライミングにしても下半身の力は

大事で上半身も同じ様に大切です。

その力が交わる所が腰に辺りその形を作るのに三戦立ちは有効だと思いました。

 

三戦立ちは私の感覚では肘を締めると同側の股関節が内側に入り下半身の膝の締めと合わさって腸骨も内側に絞りながら鼠蹊部が開いて骨盤その物が後傾して非常に強い圧が下丹田に集まります。

 

その時の背中側の腰椎も後弯して背部の筋肉が

コルセットの様に一体化して体幹が安定します。

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この時の腰の使い方がクライミング

フットホールドを踏み手でホールド引いて

背中が締まった時の下からの圧力と上からの圧力を受け止める部分になります。

 

三戦の使い方を使用すると

私の感覚ではクライミングにおいて

腕は引いていても

足も踏めて腰が安定した状態になり

壁に張り付き圧をかけられる状態です。

 

武術での身体の使い方がまたクライミング

生きる事が分かりました。

 

また新たな気付きが御座いましたら

ご報告致します。

 

如何ですか?

腰の位置を決める

詳しい腰の使い方や腰の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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#三戦立ち #空手 #クライミング #腰