chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその122『蟹型と海老型』クライマーにおけるタイプを分けてみました。貴方は如何のタイプでしょうか⁈両方のタイプを生かしてクライミング力を向上させましょう‼︎

最近はクライミング の話題を

あまり投稿していませんでしたから

少し温めていた話題を取り上げて参りたいと

思います。

 

今回のテーマは

『蟹型と海老型』

ライミング をしていてふと思いました。

私は蟹型だと

 

私の思う蟹型とは壁に対して身体を正体にして

ムーブを起して行きます。

 

一方海老型とは身体の横の面

即ち身体を側体にしてムーブを起して行きます。

 

私も含めて皆様は何方もやられていると思いますが

傾向として蟹型か海老型に分類出来ると思います。

 

人のムーブを見て上手く行ったり行かなかったりはこの傾向も含めて個人の癖が影響すると考えます。

 

蟹型は

壁に身体の正面でピタっと入った時が一番安定して

バランスが取れます。

私の感覚ですと壁に入れば入る程

抑えつける力で身体が伸びて行きます。

 

蟹型は

横移動が得意で壁から離れて

縦に伸び上がるムーブは

以外と苦手なタイプ

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海老型は

身体を斜めに入れて引く側と出す側がバランス良く

作用してムーブを起こします。

海老型は

側面が壁に入っていると安定するタイプです。

縦に伸び上がるムーブが得意で横移動や

クライムダウンが苦手です。

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この蟹型と海老型はあくまでも私の考察ですので

参考までにして頂き

何方が正解では無く自分に合ったタイプを見極めて蟹の動きや海老の動きを上手に組み合わせて

課題を解決するのがベストだと思います。

 

皆様のクライミング ライフの参考になりましたら

幸いです。

 

如何ですか?

蟹型と海老型

詳しいタイプの違いや身体のメンテナンスが必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com

身体の使い方シリーズその121強い腕を作る『肩甲骨の作り方』背中を効果的に使えて武術家・クライマー・一般の方々にもオススメです‼︎

腕のアーチを作る続編

『肩甲骨の作り方』

 

身体操作では、肩甲骨の使い方を色々と申しますが

どの様な事でしょうか?

 

一般的には肩関節と言うと肩甲上腕関節を

言いますが

武術やスポーツでの肩関節は肩甲骨も含み

肩甲骨主導の操作法が理想と言われていて

背中から動かして行きます。

 

御経験の無い方々では

肩甲骨が動いて無い訳ではありませんが

可動域が少ないと思われます。

 

その事から

肩甲骨が上手く使えると強い腕が作れて

動きの幅が広がります。

 

その肩甲骨をどの様に使うか

色々とありますが先ずは站燈功での使い方で

解説致します。

 

肩甲骨を緩ませて飛び出させる『立甲』に対して

https://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2016/11/28/233940(立甲のBlogです)

 

強い腕は肩甲骨の間を開き背中に押し付けて

前鋸筋と広背筋を効かせる感じです。

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後ろから見ると背中が広がっている感じがしますね。

この状態ですと腕が身体との一体感が出て強くなります。

ライミングで使う時はこの様な感じです。

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背中が効かせやすくなります。

 

一般の方も重い物を持つ時も肩を痛めにくく

身体で抱えられるので楽ですよ。

 

もっと詳しく言うと腰周りや足まで繋がりますが

今回は強い腕の肩甲骨の使い方になります。

 

如何でしたか?

強い腕の作り方『肩甲骨』バージョン

詳しい肩甲骨の使い方や肩甲骨周囲の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方シリーズその120『肘を下げる 』站燈功での強い腕の作り方を細かく解説致します。肘を下げる事でのメリットや簡単なやり方を解説致します。武術家やクライマー・一般の方々にもオススメです‼︎

今回のテーマは

『肘を下げる』

腕のアーチを作る続編です。

 

何度かご質問頂きましたので

改めて投稿させて頂きます。

 

腕のアーチを作るにあたり重要な項目の一つは『肘』を下げる。

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肘を下げるメリットとは

 

脇が締まり

肩が上がらず

末端の手に力が伝わりやすい

 

になり

 

上記の三つは武術や運動・日常生活に於いても

大切で意識する事により変わって来ます。

 

肘を下げると言うのはどの様な状態かと申しますと

肘の骨の部分を下に向けると言う事です。

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站燈功でも一見すると肘が横に向き

下がっていな様に思われますが

肘を下げながら前腕を身体の前に保ちます。

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そうすると手は横に広がっていますが脇は締まり肩が落ちた状態となり腕が体幹にしっかりくっ付いて強い腕が出来ます。

 

逆に肘が上がるとこの様な感じです

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脇が開き肩が上がっていますね。

 

 

脇が締まり肘が下がる動作に空手の三戦立ちも

理想的です。

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これも鍛錬や身体を締める稽古には最適ですのでオススメします。

 

今回は站燈功での強い腕の作り方肘編です。

次回は肩甲骨バージョンをお伝えしますので

ご期待下さい。

 

如何でしたか⁈

肘を下げる

詳しい肘の下げ方の説明や肘や前腕の治療が

必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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身体の使い方シリーズその119『腕のアーチを作る』強い腕の作り方やクライミングにおける腕のアーチ構造を立禅の腕で解説致します。クライマー・武術家・一般の方々もご覧下さい‼︎

今回のテーマは

『腕のアーチを作る』

 

私はクライミング をする時に

腕のアーチを意識して登っています

と治療中に話していました。

 

その会話の流れから

北京オリンピックに出ていた

フィギアスケート女子の高木菜々さんに

ハンマー投げの室伏さん(現スポーツ文化庁長官)が

身体の前で紙フーセンを持って体幹を作るを事を

アドバイスされていたと伺い

『それと同じですか?』と聞かれました。

 

早速、検索してその記事を探してみると

此方が↓↓↓

https://hochi.news/articles/20220219-OHT1T51255.html

上記の記事によりますと

室伏さんから体幹を安定させる為に

身体の前で紙風船を潰さない様

左右の重心移動をする方法を教わっている様子

 

その事で上手なスケート選手は股関節では無く

腰椎を真っ直ぐにして体重を左右に移している事を

気付いたそうです。

 

これは〜

腰椎を真っ直ぐに!

立身中正‼︎

と思い

そちらも語りたいですが、、

今回のテーマからそれるのでまた別の機会に。

 

本題に戻します。

紙風船を持つ事で力み過ぎると

フーセンが潰れてしまうので力は抜き

手を合わせる事により身体からの力が

逃げ難いのかと思います。

腕の形は違えど

構造は立禅の手に近いかもしれません。

 

室伏さんに伺わないと分かりませんが

ニアンスは似ているのかと思います。

 

その似ている腕のアーチとは⁈

 

簡単にご説明致しますと

紙風船の様にホールドを柔らかく持ちませんが(笑)

私は腕のアーチ構造でホールドをコンプレッションする感じでムーブを起こしています。

 

アーチ構造とは

なるべく関節を角張らすに丸みを帯びた形でキープする事で

関節を折り畳み身体に近くするメリットもありますが関節から力が逃げ無い様にアーチを意識します。

 

ライミング のグレードが上がるとホールドも

フットスタンスも悪くなり手で持てなかったり

足もしっかりと乗せられ無くなります。

 

ただしっかりと握れればムーブが起こせる訳では

無く身体全体で支えて無いと登れません。

 

手でしとかりと持てて簡単に引ければ

懸垂運動の様に安易にムーブは起こせますが

手や足が悪くなると簡単には引けなくなり

関節運動で登れ無くなります。

 

そこで腕のアーチを作り足や体幹の力が

伝わりやすい様に意識して登っています。

 

結局は動きにくい状態から次に出るには

身体の構造を変える余裕が無くなりますので

粗方、力の出やすい構造で構えて登ります。

 

その為の腕をアーチ型にして行きます。

 

腕のアーチとは⁈

どの様に作るかと申しますと

武術の站燈功で行う立禅の手の形に

ヒントがあります。

 

立禅の手の形は身体の前で大木にしがみつく様に

丸く構えます。

その時に肩肘を張らずに関節が丸くなる様に

意識します。

丸くとは関節を曲げた感じをなるべく無くして力がアーチ状に伝わる様に作ります。

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その手が強いと言われていて

私はそれをクライミング に生かす様に

工夫しています。

 

全く同じかと言えばそうでは無いかもしれませんが考え方や力を逃さずに上手く伝えると言う意味では同じなので武術で使う強い腕と同じ様にクライミング で使う強い腕を目下模索中です。

 

また新しい気付きがありましたらご紹介致します。

 

如何ですか?

腕のアーチを作る

 

詳しい腕のアーチの作り方

腕の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方シリーズその118『含胸抜背』を考える背中のアーチを下げる続編で胸骨を緩ませて腰椎前弯の腰痛予防や腰のアーチ形成にオススメです‼︎

今回のテーマは

『含胸抜背を考える』

前回の背中のアーチを下げる続編にあたります。

 

含胸抜背は胸を緩ませて背中を滑らかにする状態を

表現しています。

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即ち胸骨を窪ませる様に胸を緩ませるのですが

今までは胸を緩ませる事で背中を抜く状態を作っていました。

(胸椎のカーブが強く出る状態)

 

それから腰椎を後ろに出していましたが

更に効率を上げる為に前回の背中のアーチを下げるを使い今まで張っていた背中の位置を下げるのです。

 

背中を下げると言っても中々難しいので

私が行っているやり方で恐縮ですが

 

胸を緩ませる位置を仙骨に向かって斜めに押し込んみ骨盤後傾をさせた形で受けると丁度腰椎のカーブを後弯にして今まで張っていた背中の部分が降りて

背中のアーチを下げる事が出来ます。

 

逆に胸を張って見て下さい

腰が反っているのがお分かりかと思います。

 

この状態だと一見は良い姿勢の様に思いますが

肩に力が入り過度に腰が反ると

腰痛になりかねません。

 

反り腰で腰椎前弯で腰痛の方は胸を緩ませて

骨盤を後傾させながら

腰椎を後弯させて背中のアーチを下げて下さい。

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逆に腰椎が後弯していて腰痛がある方は

無理に行わない様にお気を付け下さい。

 

その方に合ったやり方があると思います。

 

如何ですか?

『含胸抜背を考える』

 

詳しい胸を緩める姿勢や自分に合った身体作りと

他に

腰痛がおありでお困りの方々はお気軽に

治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方シリーズその117『背骨の湾曲を下げる』立身中正の作り方を私なりに考察します。武術的な背骨真っ直ぐの作り方、腹筋で腰を痛める方にもオススメです‼︎

今回のテーマは

『背中の湾曲を下げる』

 

背中の湾曲を下げるとは?

不思議な表現だと思いますが

解説したいと思います。

 

先ず人間の身体には生理的湾曲のS字のカーブがあり

頸椎前弯・胸椎後弯・腰椎前弯が一般的ですが

 

それを武術では『立身中正』と言って背骨のカーブを真っ直ぐにしましょうと言う事です。

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これは努力的に行わないと自然なカーブやその方の身体の癖に合わせた背骨の位置に留まりますので

 

カーブを伸ばす為に色々な鍛錬法がありますが

今回は胸椎のカーブを腰椎で作る

イメージを使って立身中正を作って行きます。

 

先ず一般的には身体を前屈させたり

座っている時は股関節から曲げて行きます。

 

腹筋をする時は一般的にお腹に力は入り腰椎が後弯しますが

時に腰椎が前弯している場合は

腰を反らせるので腰痛になる方もいらしゃいます。

 

反り腰の方も腹筋をされる際は腰を丸める様に骨盤を後傾させながら腰椎を後弯させて下さい。

 

それを立位でも腹筋する程に身体は丸めませんが

背中を真っ直ぐにする為に骨盤後傾・腰椎前弯を

意識して立ちます。

 

この時に背中のカーブが下りて来て腰が丸くなるイメージが私はピッタリと来ました。

 

言葉での解釈で恐縮ですがカーブの強い部分を

腰に持って来る感じです。

 

脊柱で言うと胸椎の7番が後ろに出て腰椎の3番が

前に出て前後湾曲が出来ていますが

 

それを腰椎3番を後ろに下げてアーチの位置を変えて行きます。

物理的に腰椎は可動性があるので骨盤を後傾させると脊柱全体のアーチを変える事は可能です。

 

如何ですか?

『背骨のカーブを下げる』

次回は私なりのやり方をまた違う角度から

解説出来ればと思います。

 

詳しいアーチの作り方、背骨の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方シリーズその116『肩関節と股関節を揃える』空手の三戦やナイハンチンで考察します。スポーツや格闘技とは違う動きの面白さをお伝え出来ればと思います。

今回のテーマは

『肩関節と股関節を揃える』

 

身体を前額面で捉える。

 

今回は身体の位置を前額面で捉えます。

基準は肩と股関節の位置です。

 

身体を正面から見て面で捉えて

前額面の位置で肩関節と股関節を揃えて行きます。

 

今まで、空手の構えで半身を切っていた習慣で身体を斜めに構える癖が中々抜けませんでした。

 

それを調整する為に前額面の

肩関節・股関節を意識しているので

有効なものとして

空手の型に三戦やナイハンチン

がありそれらは

身体を捻らずに正面を向いたまま力を出して行けます。

 

最近では身体を正面を向いた動きを意識しているので

三戦やナイハンチンでの稽古は肩と股関節の捻れは使わずに足からの力を腹部や腰のタメで突きを出して行き

一般にスポーツや格闘技と違いリズムや反動を使わずに力を出す練功が武術にはあります。

 

 

空手や中国武術の稽古では一見不自然で拘束性の高い構えが多く出て来ますがそれには理由がある事を最近気付きました。

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短期的なトレーニングでは組手や筋トレで身体を鍛えた方が早く効果は出て来ますがある程度まで行くと体力や技の限界が出て来ます。

 

一見意味が分からない稽古が多い基本ですがその理解を深めて行ければ限界は突破出来るのかなと最近は考えています。

 

若い頃には出来なかった事が年齢を重ねる事と空手の選手から身を引いた所から新しい挑戦が始まっています。

 

北京オリンピックで頑張っている選手をみると懐かしく思えますが

今回も世代交代は見受けられました。

引退する方にはセカンドステージも

素晴らしいと言う事も味わって頂きたいと思います。

 

少し話しが膨らみましたが如何でしたか?

肩関節と股関節を揃える

 

詳しい肩関節と股関節の揃え方や

肩関節や股関節の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

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