chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方series 65『体幹を斜めに絞める』クライマーにも武術家にも共有して役に立つポジションです‼︎一般の方々にも体幹力アップにどうぞ!

今回のテーマは『体幹を斜めに絞める』

 

体幹の強いクライマーに話を聞くと

体幹を斜めに絞めて腹圧を掛ける意識を持って

登り始めたら壁から離れ難く

ハーフグレード上がったそうです。

 

やり方は

お腹を締める時に骨盤の前から背中側に斜めに締め肋骨をグッと閉じて腹圧をかけるそうです。

 

その時に首と頭は前に出さずに真っ直ぐで

腕を上げる時もこの姿勢を崩さず

壁に入っている時もこの腹圧を切らない状態で登ります。

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現に私も落とせなかった課題が

このポジションで回収出来ました。

 

 

この姿勢は武術的に言うと

尾閭中正

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2020/02/24/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9series%E3%81%9D%E3%81%AE45%E3%80%8E%E5%B0%BE%E9%AA%A8%E3%82%92%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8F%E8%83%8C%E9%AA%A8%E3%82%92%E7%9C%9F

含胸張背

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2016/09/18/002702

と近く

 

 

私も武術の動きをクライミング

取り入れているつもりが

クライマーから新たに武術的な身体操作を

学ぶ事に喜びを感じ

まだまだ伸び代があると思う今日この頃です。

 

今回、良かったのは

『斜め』の方向に力を集める感覚です。

これを使いクライミングのグレード更新に励み

更に武術の感覚を高めたいと思います。

 

如何ですか?

体幹を斜めに締め腹圧をかける

 

詳しい腹圧の掛け方や

ボディー周りの治療が必要な方々はお気軽に

治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/access.php

身体の使い方seriesその64クライミングにおける『カチとオープン』について手内筋と手外筋で考察。握り方の研究にオススメです‼︎

今回のテーマは

ライミングにおける

指の握り方『カチとオープン』についてです。

 

手内筋 手外筋を結び付けて考えてみます。

 

先ずカチはMP.PIP.DIP屈曲

 

オープンはMP伸展PIP.DIP屈曲

 

になります。

 

カチの強い人は

MP関節がしっかり曲がり

オープンの強い人は

MP関節が伸展しています。

 

 

骨折でギブスを固定する時もこの

手内筋・手外筋の拘縮を防ぐ

肢位があり

手内筋優位では

MP屈曲PIP・DIP伸展

手外筋優位では

MP伸展PIP・DIP屈曲になります。

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上の写真が手外筋優位

下の写真が手内筋優位です。

 

ライミングの場合はDIP.PIPも曲げますがカチの場合はMPを曲げるのが手内筋を優位にしてカチの力が

上がるコツだと思いますし

 

 

オープンの場合はこの図の様に

逆にMPを伸ばすのがコツだと思います

 

それぞれ、この形を意識すると

 

オープン(手外筋優位)

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カチ(手内筋優位)

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となり鍛える際の参考になるかもしれませんね。

 

クライマーの指の拘縮予防にも

six pack exerciseが効果的です

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指のパキリ後や関節が固まら為にも行う事をオススメします。

 

握り方一つにしても奥が深いですね。

 

如何でしたか⁈

カチとオープンを

手内筋と手外筋に結び付けた考え

 

カチやオープンの詳しいお話しや

指・手首・前腕の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその63『身体の軸を意識する』身体を使う上で重要です。貴方も羽生結弦君の様になれるかもしれません⁈

今回のテーマは

『身体の軸を意識する』

 

皆様は身体の軸を意識した事はありますか?

 

フィギュアスケーター羽生結弦君は

よく滑る前に身体の前で

十字を切る姿を目にします。

 

これは自分の身体の軸を確かめていると

言われていて

武士の『士』を意味するそうです。

 

肩と腰のラインと身体の中心の軸を合わせれば

確かに武士の『士』と言う字に近くなりますね。

 

この所作は我々にも当てはまり

活用すると、とても効果的ですよ。

 

この軸の概念をもう少し詳しく解説すると

 

十字の形は

 

垂直の軸と

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前額・水平の軸です。

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(これを腰のところに持って行くと士と言う字に、、チョット下が出てしまいますが細かい所は抜きにして)

 

解剖学的には

矢状面と前額面と水平面があり

同時に運動軸も3つ存在して

今回はこの中の2つをテーマに上げています。

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これは

人間の身体を面で考えるのと

運動軸で捉える部分で

何方も身体を意識する上では大切ですね。

 

私の場合は軸を意識する時は

1本の棒が身体の中を貫き

その棒を目安に身体の傾きや歪みを捉えていて

運動や治療にも活用しています。

 

実際に棒を目の前に持って来て行うと

イメージがしやすいですし

 

その棒が傾かない歪まない様に軸を

作ります。

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もしかしたら羽生君の様になれるかもしれませんよ。

 

如何ですか?

 

身体の軸を意識する。

 

詳しい身体の軸のお話しや

背骨・骨盤の歪み体癖の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその62『スクリューホームムーブメント』や『関節屈曲での障害の解説』膝の剛性を上げて股関節を繋ぎます。身体の力を逃がさない秘訣です‼︎

今回のテーマは『スクリューホームムーブメント』

 

踵と股関節を繋げるには

膝の剛性が高くないと力が逃げてしまいますが

筋力で固めるのでは無く膝の関節の動きに着目しました。

 

スクリューホームムーブメントとは膝関節伸展時に

大腿骨が不動、脛骨が外旋になる事で膝が真っ直ぐに固定されます。

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(多動的に行っています)

筋肉に依存せずに骨格で剛性を上げられ

踵から股関節を繋げられます。

 

その逆

 

当たり前ですが歩行で膝を伸ばす時には

 

反対の足は曲がっていて

 

膝関節屈曲時に

関節の剛性が安定している状態では

逆な事が起こります。

 

大腿骨外旋、脛骨内旋です。

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これには骨格だけで無く靭帯の結合性も要求され

この時に大腿骨と脛骨が雑巾を絞る様に捻れて膝の前十字靭帯・後十字靭帯の張力で安定します。

 

この関係上、前十字靭帯・後十字靭帯が損傷すると膝の安定性が下がり

スポーツ選手が膝の靭帯を痛めて

パフォーマンスが落ちるのはその事もあります。

 

人間の身体は色々な事が関連していますね。

 

 

如何ですか?

 

スクリューホームムーブメント

詳しいお話しや

膝・股関節・踵の治療が必要な方々はお気軽に治療院までお声掛け下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその61『テーマは肩を下げる』沈肩を行う。首凝り肩凝り、四十肩・五十肩、肩甲骨を体幹に繋げたい方にオススメです‼︎

今回のテーマは『肩を下げる』

 

肩を下げる事を平素しているつもりがまだまだ、上がり気味の状態です。

 

中国武術では肩を下げる事を『沈肩』と言いまして

 

一般的に肩の位置は水平もしくは

少し上がり気味の方もいらっしゃいます。

 

肩を下げるメリットは

 

①肩凝り首凝りが減る

 

②肩甲上腕関節主導の動きから

肩甲胸郭関節主導の動きに切り替わる

 

③四十肩・五十肩の方々にも腕が動かしやすい

 

体幹と繋がり強い力が出しやすい

 

等です。

 

以前に『沈肩』を覚える際に

よく行った行為が肩を押さえて下げる動作です。

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下げたい肩と反対側の手を肩に乗せて押さえます。

肩を下げると同時に鎖骨が下がるのもポイントです。

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もし皆様も興味がありましたら是非やってみて下さい。

 

如何でしたか⁈

『肩を下げる』

沈肩のお話しや四十肩・五十肩・肩・肩甲骨周囲の治療が必要な方々はお気軽に治療院まで

お問い合わせ下さい。

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその60『改めて小指と薬指の重要性を再認識する』ツーフィンガーで指を掛けた時や、武術・一般の方々の物を持つ時にもオススメです‼︎

今回のテーマは

『改めて小指と薬指の重要性を再認識する』です。

 

ライミングでは指を鍛えるアイテムに

フィンガーボードがあります。

 

その一つの

ビーストメーカーにぶら下がり

アプリを使いながらトレーニングしていると

ツーフィンガーでの小指と薬指の重要性を感じました。

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何か物を握る時に小指と薬指の重要性は必然ですが

 

小指・薬指は

伸筋郡を使えて背中の筋肉、広背筋に繋がります。

 

何故、小指と薬指を意識すると

背中に繋がるか⁈

私なりに考えてみました。

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有鈎骨は小指と薬指のくっ付く骨で握りやすい角度に骨が傾いていて

 

そこから肘までの間

 

前腕には骨が2本あり、橈骨と尺骨と言い

 

小指と薬指側の骨は尺骨で上腕骨に繋がり肘を形成します。

 

小指と薬指を意識すると橈骨が外側に回転して肘が下がります。

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肘が下がると肩が上がらずに

脇が締まり広背筋を収縮しやすくなるのが

理由です。

 

ビーストメーカーにぶら下がる時も

小指と薬指を意識すると

肘が内側に入り背中に繋がる感覚が出て来ます。

 

武術でも

小指と薬指を軽く握り他の指は軽く曲げて

空拳で

拳を握ると強い突きが打てますし

 

撃ち下ろす様な突きも

一見、脇が開き手打ちに見えますが

小指と薬指を意識すると

肩が上がらずに背中が使えます。

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ライミングでは

言わずもがで

フィンガーボードで解析しましたが

小指と薬指を意識されるのが宜しいかと思いますし

 

一般の方々も

買い物袋や掃除機等

物を持つ握る行為では小指と薬指を

意識される事をオススメします。

 

如何でしたか⁈

小指と薬指を意識する。

 

小指と薬指のお話し

指のパキリの治療や前腕、上肢の

治療が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com

身体の使い方seriesその59『肋骨と腸骨のスペース』クライミングにおけるスネアリング・武術における回転系・一般の方では姿勢を意識するのにオススメです‼︎

今回のテーマは

『肋骨と腸骨のスペース』

体幹力は

背中側の肋骨と腸骨の間のスペースが

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重要です。

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ライミングにおいて

デットや足をスネアしてホールドを取りに行く時に手を出す側と反対の足の重要性が改めて大切だと感じました。

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この時に体幹を張る力は手を出す側と逆のスネアやフットホールドの足側の体幹 主に後ろ側の引き付け肋骨と腸骨の間のスペースです。

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身体の軸を作るには腰回り、肋骨と腸骨の間が大切ですね。

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クライマーは

スネアの足が張りやすく、手が出しやすくなり

 

武術家は

軸足作りや回転系の技が安定します。

 

一般の方は

姿勢が良くなり、腰痛が予防出来ます。

 

呼吸法の時や体幹の解析でも致しましたが

腰の辺り肋骨と腸骨の間に圧力をかける事が大切ですね。

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2020/04/06/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9series%E3%81%9D%E3%81%AE50%E3%80%8E%E8%84%87%E8%85%B9%E3%82%92%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8F%E8%82%8B%E9%AA%A8%E3%81%A8%E8%85%B8

(体幹力や呼吸を描いたBlogです)

 

如何ですか⁈

体幹力には肋骨と腸骨の間が大切』

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(寝て腹圧を掛けるやり方です)

 

詳しい体幹力のお話しや

肋骨・腸骨・腰回りの治療が必要な方々は、お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

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院長 中井一欽

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