今回のテーマは
『ぶら下がる時に足を意識する』
最近はトレーニングも自宅にある懸垂台を工夫して行なっています。
指のトレーニングは持ち難いホームドや薄い木片等にぶら下がり鍛えます。
ジムで行っている時は、登った後に行っていたので
細かい感覚にフォーカスする迄に
至りませんでしたが
最近では
指トレの日と筋トレの日を分けてあるので
割としっかり行え細部で意識が高くなって来ました。
武術や様々なスポーツでは足腰の力が
大切と
よく言いますが
クライミングでは
そうは言ってもなかなか足そのものを
しっかりと使うより肩まわりや
上半身から力を出して重心を上げた方が
有利な場合も多いです。
その中で、私なりの考察で
足を使う意味でのぶら下がり法を
考えてみました。
方法は
胸を緩める事で
重心が下がり指のフリクションで
ぶら下がりやすくなり
骨盤周囲の筋肉が動員され
広背筋に繋がる感じです。
武術では『含胸張背』と言う姿勢があり
こちらを使います。
http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2016/09/18/002702
(上記は含胸張背の説明です)
私は武術の経験がクライミングより長く
その感覚を生かせる様にトレーニングしています。
逆にこのコロナの時期に身体の感覚に真摯に
向き合う良い機会になりました。
クライミングでは指でぶら下がると言う
シンプルなトレーニングが非常に奥が深く
武術でも、立ち続ける鍛錬があり
共にとても奥が深い鍛錬です。
クライミングが強くなれば
武術が強くなり
武術が強くなれば
クライミングが強くなる
コンセプトでこれからも
続けて行きたいと思います。
治療院kazu
院長 中井一欽
03-5742-1414