chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方seriesその38 今回のテーマは『胸を緩める』です。上半身の緊張を和らげるために小胸筋に着目します。クライマー・武術家・一般の方々にオススメです。

今回のテーマは『胸を緩める』

そのポイントとして小胸筋を取り上げます。

 

小胸筋は

肩甲骨の烏口突起から第3〜5肋骨に付着するので呼吸や肩甲骨の動きに関係します。

 

人間の身体は全面からプレッシャーを受けると小胸筋が緊張して肩が釣り上がります。

 

そうすると肩に力が入り上半身に重心が集まり

不安定な状態になります。

 

肩は巻き込み、肩甲骨前方に移動して胸郭が近づくので呼吸も浅くなります。

(猫背の方はこの姿勢をとっている事が多いです)

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(肩が締まっている状態)

 

小胸筋を緩めるには⁈

 

肩を開く事です。

肩甲骨を下げて背中を広げます。

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(肩の緩んでいる状態)

 

私の場合は空手の構えの癖があり

サウスポーで構えると右が前・左が後ろになり

 

右側が小胸筋が収縮して肩が締まり

 

左側が小胸筋緩み肩が開きます。

 

ライミングでも

右が締まり左が開いているので

右出し左引きのムーブが得意です。

 

空手の動きでも前足の蹴りは

右側で締まり出しやすいですが

左は開いているので腰が入り難くなります。

 

後ろ回し蹴りも左足は

得意ですが

右足は苦手です。

 

私の場合は水平面から考えて

左回りの動きが得意で

右回りの動きが苦手です。

 

つまり

右の肩が先行して動くには

左の肩は緩んでいると言う事になります。

 

逆の

左回りの動きを滑らかにするには

左の肩を締めて

右の肩を緩める事を意識すると

上手く行きます。

 

クライマーでは

右出し・左出しで苦手な方がある肩は

出し難く方は肩を締めて

反対側は緩めて下さい。

 

武術家では

構えは時々変えたり

技が出し難い方は肩を絞めて

反対側は緩めて下さい。

 

一般の方では

右回りと左回りをやってみて回り難い方の軸足になっている肩を絞めて反対側の肩を緩めて下さい。

 

基本的には

同じ肩の位置をキープして両方とも小胸筋を緩め肩を開く事をオススメします。

 

如何でしたか⁈

肩を開くお話しや小胸筋や肩周りの治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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