今回のテーマは『身体の軸を面で考える』
解剖学的に面は3つあり
『矢状面』は身体の真ん中 任脈のラインにあたり
『前額面』は身体の横のライン 担経にあたります。
経絡は体表のエネルギーラインですが
面では身体の内部『奥行』の部分にも
考察が出来て三次元的な見方です。
任脈の面を得意とする動作は
矢状面に身体を入れて行く動きです。
武術家では
矢状面を中心とした身体を割ったを動きを
得意とします。
クライマーでは
壁に対して矢状面を使ってキョンや
側体を得意とします。
一般の方では
身体を前後に動かす重心移動が見受けられ
同側を使うナンバ動きが得意です。
(赤い部分が重心位置で任脈のラインに身体を入れて行きます)
胆経の面を得意とする動きは
武術家では
身体を捻らずに左右の前額面での重心移動で
技を使い身体を面で被せる様に戦います。
クライマーでは
正体を得意とした身体を捻らずに左右の手足を対角線や同側でムーブを起こします。
一般の方は
身体を左右に揺らしながら重心移動を行います。
(ピンク色の面・担経のラインを使います)
如何でしたか?
今回は身体の面で身体動作を考えてみました。
矢状面を任脈
前額面を胆経に見立て
考察です。
任脈・胆経
矢状面・前額面の詳しい説明や
三次元的考察
経絡の流れ整える治療が必要な方々は
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(肩関節拘縮の評価と運動療法・筋骨格筋系のキネシオロジーイラスト引用)
治療院KAZU
院長 中井一欽
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