chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の感覚シリーズその3『地に足が付いて』いますか⁈引力や遠心力を使って解説 クライマー 武術家 スポーツ選手 勿論 一般の方々にもオススメです!!

本日は成人の日

新成人の皆様おめでとう御座います。

 

大人の仲間入りで大切なキーワード

 

『地に足が付いてますか⁉︎』

 

をテーマに今回は考えてみました。

 

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言葉の意味でも『地に足が付いた』状態は

 

考え方や行動がしっかりして

安定した様など

冷静で落ち着いた様子です。

 

 

逆に否定的な意味で使われる

『地に足が付いていない』場合は

 

腰が座らず落ちつか無い様

物事に集中出来ず気が散漫な様子 

など

 

精神的な事や肉体的な事まで言及出来ます。

 

 

それくらい『地に足を付ける』と言う事は

大切なのですね。

 

それでは身体の状態で

『地に足を付ける』とは

どの様な事でしょうか⁈

 

ご存知だと思いますが

地球には重力が働き

物質は引力の影響で地球の中心に引っ張られ

遠心力で外側に向け引っ張られる事を

差し引いて我々は立っ事が出来ます。

 

立っと言う事は

無意識に遠心力と引力のバランスを

足の裏でとり重力に拮抗する行為です。

 

定義すると難しくなりますが

身体は自然に凄い事をやってのけていますね。

 

 

その

重力をコントロールして

重心を上げる(遠心力に依存する)

重心を下げる(引力に依存する)

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装置は

台地に密着している

重心の位置をコントロールする部位として

足の裏と考えてみました。

 

 

例えば

重心の位置が高くなり肩に力が入ると

不安定になり

 

『地に足が着いていない』状態です。

(上に引っ張られ遠心力に依存した状態)

 

 

ライミングでは重心を上げて

遠心力に依存する事も多いので

上半身の力も大切ですが

指の負担や身体の疲労を考えると

フットホールドを踏む

 

『フットホールドに足を付ける』

 

引力に依存した

下側に引かれる意識も大切だと思います。

 

 

 

過去の話で恐縮ですが

 

私が空手の試合で経験した事がある

 

試合前に身体がフワフワした

 

『地に足が着いていない』状態の時は

 

あまり結果は良くありませんでした。

 

 

空手やコンタクトスポーツでは

重心を下げる方が有利とされ

 

下側に力が働き引力に依存すると

腰が重くなります。

 

上記の事から

 

身体やメンタルの状態を客観的に見る

指標として重心を下げる意識で

空手の試合に臨んでいました。

 

 

その時

大切にしたのは足の裏の感覚です。

 

 

一般の方々も

 

重要なプレゼンをする時や

緊張する場面などを

 

足の裏を意識して重心を下げる事で

肩の力が抜けて

 

大事なシーンも切り抜けられると思います。

 

 

引力に依存しましょう。

 

 

 

ライミングでは元より

武術やスポーツでも

 

『地に足を付ける』事で重心を安定させて

パフォーマンスやメンタルを

向上させましょう!

 

 

やり方は簡単ですよ!!

 

立っている時や歩いている時に

足の裏を意識して

 

下側に働く引力に依存したイメージで

しっかり地面を踏みしめて下さい。

 

肩に力が入ったり身体が緊張したりすると

上に引っ張られ遠心力が働き

 

『地に足が付かない』状態になります。

 

足の裏を意識して

 

しっかり『地に足を付け』ましょう。

 

きっと良いパフォーマンスを発揮出来ます。

是非お試し下さい。

 

少しでも、皆様のお役に立てれば幸いです。

 

(足部スポーツ障害の科学的基礎 写真引用

動作分析臨床活用講座バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践写真引用)

 

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院長 中井一欽