chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその16『腰を入れる』『丹田を出す』メリット 武術家 クライマー 治療家 一般の方々にもオススメです‼︎

スポーツや武術では

大切とされている

『腰を入れる』動作や

丹田を出す』事のメリットについて

解説していきたいと思います。

 

こちらで定義している丹田

正確には下丹田と言い

だいたい股関節と同じくらいの高さに

位置しますのでテーマの中心にあてました。

 

動作のイメージは

上体の位置を引かずに

大地をしっかり踏みながら

股関節を前に出す動き

これは武術で言う『丹田歩行』になります。

 

以前のブログで

身体の使い方シリーズその8

『足で大地をしっかり踏む』や

 

身体の使い方シリーズその9

『上前腸骨棘の上方回旋』等

で似た題材のお話しをしましたが

 

(ご興味が御座いましたらお読み下さい)

 

今回は

『股関節』をテーマにして全体的な身体の使い方を解説して行きたいと思います。

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先ず股関節を前に出すにあたり

注意点が

 

上体が引ければ腰だけが前に入る腰滑りになり

 

上体だけ前に出れば腰抜けになります。

 

やり方は

身体全体で圧をかけながら股関節を前に出して下さい。

 

実際に前方から圧力がかからず

環境の良い場合は

 

楽に出来ますが

 

リアルな戦いで

前方からのプレッシャーや

 

ライミングの本気トライで

壁から剥がされそうな時も

同じ様に行って下さい。

 

理屈で説明致しますと

股関節を伸展させながら

腸腰筋をストレッチさせる動作になります。

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(写真は座りながら股関節を伸展させています)

 

そうすると

結果的に丹田を出す事で腰が自然に入ります。

 

腰だけ入れると不自然になりますから

股関節も前に出しましょう。

 

そして

腰や丹田を出すメリットは

前に出る力が強くなる事です。

 

 

武術やコンタクトスポーツで

相手にプレッシャーをかけやすく

あたり負けし難くなります。

 

ライミングでは

ホールドをしっかりと引き

スネアやフットホールドを踏みながら

股関節を前に出す事で

悪いホールドを持っても

離陸出来たり

ムーブが起こしやすくなります。

 

厳しい局面で対戦相手に向かう時や

難しい課題で壁に圧をかける時は

身体が分離しない様に気を付けて

股関節を前に出して下さい。

 

きっと身体操作が向上すると思いますよ。

 

治療家の方にもオススメです

丹田を使えれば

手の力だけで無く身体の重みを使え

疲労も少なく

安定した施術が続きます。

 

一般の方にも

丹田を意識して頂くと重心が下がり

上がり症や肩に力が入りやすい等も

解消されやすくなりますし

腸腰筋もストレッチされるので

腰痛予防にもなります。

 

是非お試し下さい。

もし分からない事やご質問が御座いましたら

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(臨床スポーツ医学・スポーツ障害理学療法ガイド 写真引用)

 

治療院KAZU

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院長 中井一欽