今回は
『オープン持ち』タイプと『カチ持ち』タイプを
前回ご紹介させて頂いた
『4スタンス理論』で考察したいと思います。
一般的な骨格筋の使い方では
カチ持ちの得意な人は
尺側手根屈筋 優位
回外タイプ
オープン持ちの得意な人は
尺側手根伸筋 優位
回内タイプ
前腕には骨が二本あります
小指側が尺骨
親指側が橈骨です。
カチ持ちの方は尺骨側を
オープン持ちの方は橈骨側を優位に使います。
この方が、指に入る力が理想的に伝わるからです。
そして
4スタンス理論では、末端から体幹に力を伝える事をリゾネートと言っていて
手の平のパワーラインから体幹に連動させます。
前回お伝えした
(詳しい説明は前回の記事をお読み下さい)
Aタイプ 重心が爪先寄り
は物を持つ時は、指先で
Bタイプ 重心が踵寄り
は物を持つ時は手の平で持ちます。
よく電車でも吊革を指先で持つ方や
手の平で握る方
バックを持つ時に
指先で持つ方はAタイプ
しっかりと握る方は
Bタイプです。
重心の位置で身体の軸が変わるのかもしれませんね。
クライマーでもカチが得意な方
オープンが得意な方
いらっしゃいますが
Aタイプ
Bタイプ
の様に重心の位置で身体の軸が変わります。
握り方がしっくり来ない等
悩んでいる方は、重心の位置や身体の軸を意識してトレーニングするとしっくり来るかもしれませんね!
皆様のクライミングライフに少しでも
お役に立てれば幸いです。
もし分からない事やご質問が御座いましたら
治療院までお問い合わせ下さい。
(4スタンス理論バイブル写真引用)
治療院KAZU
院長 中井一欽
http://www.kazu-1414.com/index.html