chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体のポジショニングシリーズその1『肩の位置』左右の肩の高さが違う方 クライマーで左右の引き付けに差がある方 武道家やスポーツで半身を切る事で腰痛を抱える方々等に有効です‼︎

今回のお題は『肩の位置』

です。

よく写真を撮ると左右で肩の高さが異なったり

洋服の袖の位置が違ったりしませんか?

 

様々な理由がありますが

肩甲骨のポジションで御説明したいと思います。

 

肩甲骨は、胸郭と言って肋骨の上に乗っかり

滑る事で動きます。

 

その為に以外と左右の位置が変わり均等でない事が多々あり

身体の使い方や癖でそうなる事が多いですね。

 

先ず肩の高さを比べる時は肩峰の場所を見て比べます。

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実際に肩甲骨でお見せ出来ない変わりに

ハンガーで御説明致します。

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(平行な肩甲骨の位置です)

 

その位置が左右で違うと

右肩峰が上がると

左の肩峰が下がる

となります(その逆もあります)

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(右肩が上がらり左肩が下がっています)

 

例えるなら

クライマーで左の引き付けが強く右手が出しやすいタイプです。

 

改善策とすれば、右の肘を右の腰に近づけて下さい。

 

それでも改善しない場合は

鳩尾(背骨で言うと胸椎12番か腰椎1番辺り)を

引き付けの弱い右側の股関節に近づけます。

 

右側に重心が移動して軸が作りやすいです。

 

 

右の引き付けが弱い方はその逆を行なって下さい。

 

改善しやすいと思いますよ。

 

クライマーでない一般の方も同じ方法で改善出来ます!

お試し下さい。

 

次に上から見た場合

肩甲骨が前後に移動して位置が違う時は

 

これは私を含め

空手や身体の使い方が半身と言って

斜めに構える姿勢を多く取る方に多いです。

 

肩甲骨を上から見た場合

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平行に並んでいます。

 

これが右肩甲骨が前

左肩甲骨が後ろに移動した場合

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(肩甲骨をハンガーに見たてています)

右肩が前に出て左肩が後ろに引けています。

これは前後の捻れです。

 

これを改善する場所は

体幹から捻れている場合が多いので

右肩が前

左肩が後ろの場所は

 

少し膝を曲げた状態から

右腰を後ろ

左腰を前に移動させた状態から

ゆっくり膝を伸ばして下さい。

自然と肩の位置も矯正されます。

(これはあくまでも一例で他の原因もあります)

 

武術家に多い腰痛

左右非対称の構えのスポーツや

仕事をされている方々には有効です。

是非、お試し下さい。

 

今回は、肩の位置が左右で違う場合や

前後で違うケースをご紹介しました。

 

筋トレで懸垂や腕立て伏せの様に

割と左右均等に動くケースでは

歪みは少ないかもしれませんが

 

実際のスポーツや武術

仕事 日常の動き等は

左右が逆に動くケースが多いです。

 

バランスが崩れやすいので

調整をしながら身体の使い方を

怪我無く安全に行なって下さい。

 

ご質問や

やり方が分からない方は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

(筋骨格系のキネシオロジーイラスト引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

http://www.kazu-1414.com/index.html