chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその15『足の指』重心移動やすり足に大切な足の指を考察します。山嵐の使い手 西郷四郎さんも足の指の達人だった⁈クライマーで足の切れやすい方 体幹の張りにくい方にも必見です‼︎

前回は

『足の裏の感覚』の

お話をさせて頂きました。

そこで御説明 致しました

『フラットに接地』を

思い出しながらお読み下さい。

 

今回は『足の指』

武術や日本舞踊などは『すり足』と言って

足の裏が地面を する様に歩きます。

 

これには重心の上下動が少なく

身体が安定して美しい所作が出来るからです。

 

このすり足を行うには

足の指が大切です。

 

例えば

柔道でも『タコ足』と言って

畳を足指でしっかり掴む極意があり

 

姿三四郎のモデルになった西郷四郎さんの

得意技『山嵐』もその足が活かされています。

 

その様に

足の指を屈曲させて地面を掴む事で

足首

股関節

が曲げ易くなり

 

重心の上下動が少なく

すり足が行いやすいですし

重心も安定して

腰も重くなります。

柔道では投げやすく

投げられにくい身体です。

 

 

他の武術では

 

空手の移動稽古でも

指で地面を掴んで移動します。

 

初心者のうちは

足が動いてしまったりしますが

意識すると地面を掴める用になります。

 

足が動くと予備動作と言って

相手から動く事が見抜かれるので

足先まで意識します。

 

ボクシングでは

『テレフォンパンチ』と言って

拳や肩の予備動作で

出すパンチが分かってしまう事もあり

身体の動きは

癖も含めて細部まで

コントロールした方が

戦いの場面では有利に進みます。

 

空手の場合も地面をしっかり掴めていれば

強い突きや蹴りが出せます。

 

対人の競技では無くても

身体能力を高めるために

足の指は重要で

 

その

鍛錬方法は

 

足の指を意識する

草鞋や下駄などを履くと

鼻緒を握るのでの

感覚が養いやすいですね。

f:id:chiryouin111:20180402152120j:image(これは私が使っている鉄下駄です)

 

上記の履物がない場合は

タオルを地面に敷いて

足の指で手繰り寄せる

トレーニングもありますし

 

空手では足技で

足刀

足尖

中足 など

足の指を意識した足型を作り

 

その要領で

足指ジャンケンを行なえば

鍛えられるかもしれませんね。

 

 

ライミング

シューズの剛性が強いので

足の指は固定されますが

足指でカチる動作など

特に指を意識すると

踏み足が負けずに

 

足首

股関節

の連動に繋がると思いますよ。

 

海外では

裸足で登るクライマーもいますが

岩に皮膚が負けなければ

足の感覚は最高に良いと思います。

 

他に

ライミングの話しでは

 

足が切れやすい方 

 

体幹が張りにくい方は

 

足の指

特に親指と人差し指を意識して

鼻緒を握るつもりで掻き込んで下さい。

足が残りやすいですし

足の指からの連動で

下半身

体幹

上半身

そして

指と力が繋がります。

 

 

以上

上記の理由で

 

足の指がしっかりと地面を掴めていると

足裏全体に重心が分散され

足の裏のアーチがしっかりと形成されます。

 

扁平足の方は

特に足の指を意識しましょう。

 

靴を履いていたり

鼻緒を掴む動作が無いと

 

感覚が退化します。

 

時には裸足で芝生の上を歩いたり

『足の指』を意識して

身体動作を磨いて下さい。

 

詳しい使い方や

御説明が必要でしたら

お気軽に治療院にお問い合わせ下さい。

 

皆様の身体能力の開発に貢献出来れば幸いです。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

 

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