chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその14『足の裏』の感覚を鍛えるには⁈剣術の道場も用いた履物診断から学ぶ 足のアーチを意識する 怪我の予防 脱力 身体感覚の向上にオススメです‼︎

今回のテーマは

『足裏の感覚』です。

 

皆さんは

足の裏を意識してますか⁈

 

昔の剣術道場では

 

道場破りが来た時に

草鞋や下駄の

底がバランス悪く摩耗している者は

弟子が立会い

(身体バランスに偏りがあり達人では無い)

 

底の減り具合が均等な者は

先生が立会ったそうです。

(身体バランスが良く達人の可能性のある)

 

履物の底から

しっかりとアーチに

乗れていると偏りが無く

身体感覚が高いと

見抜いていたのですね!

 

 

足裏の感覚とは

アーチと足関節の位置に左右され

人間の身体を建物に例えると

土台が傾けば全体に影響が出ます

 

この前の講座でもお話しさせて頂いたのですが

立禅の時に足底を

意識するとお伝えしました。

 

身体の力を抜いて脱力するには足裏の感覚が大切です。

 

足には土踏があり

そこをアーチと言います

細かく分類すると

 

 

❶外側縦アーチ

❷内外縦アーチ

❸横アーチ

からなります。

f:id:chiryouin111:20180402202647j:imagef:id:chiryouin111:20180402202658j:image

感覚を鍛えるには

その三点のアーチを均等に

体重がかかる様に意識して

立ちます。

 

なるべく硬い靴か裸足で行い

足の裏が地面に吸い付く様な感覚を養って下さい。

 

*特殊な履物で鍛える場合は

足半(あしなか)や一本歯下駄が

バランスを鍛える際にオススメです。

 

 

陸上でも最近はフラット接地と言って

足の裏全体で着地するスタイルが定番になりつつあり

為末さんが有名で

桐生選手もそうです。

 

 

メリットは

故障が少なく筋力に安定して力が伝わる等です。

 

 

 

『先ず立つ所から始めましょう』

 

特にやり方は自由なのですが

私の意識している方法は

 

地球が

小さなバランスボールになり

その上に立っているつもりで

足の裏を意識し

 

そこから

足関節を真っ直ぐに乗せて

膝 股関節 腰と緩めて行きます。

 

最初から色々は難しいので

足の裏を意識すると感覚が広がって行きます。

 

少しずつトライして下さい。

身体感覚の向上に繋がりますよ。

 

やり方や感覚のアドバイスが必要な方は治療院の方へ

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(足と足関節の痛み 医歯薬出版社イラスト引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

http://www.kazu-1414.com/index.html