chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその10『尾閭中正』骨盤の使い方を解説 クライマー 武術家 腰痛の方々にオススメです。

今回は

骨盤の矢状面での調整です『上前腸骨棘』を上げる

 武術的な用語を使って説明致します。

 

f:id:chiryouin111:20171211115056j:image 

尾閭中正を作る。

 『びろちゅうせい』と読みます。

 

反り腰タイプの腰痛の予防に効果的です。

 

尾骨を伸ばして脊柱のS字カーブを緩やかにして

 

腰椎前弯が強い腰痛の方や猫背の方にはオススメです。 

 

 f:id:chiryouin111:20171211120115j:image

以前は 

蹴り技の時に鼠径部を前に押し出す様にしていましたが

 

ここ最近

稽古する時は上善腸骨棘を意識して

蹴りを出した方が

身体の軸が崩れない事が分かりました。

 

ライミングでも

上善腸骨棘を引き上げる様にした方が

壁に入れる感じがあり

足が切れにくくなりました。

 

武術でもクライミング有効だと思いますし

腰痛の方に多い

反り腰が緩和されると思います。

 f:id:chiryouin111:20171211115118j:image

(赤い丸の部分が上善腸骨棘です)

 

やり方ですが

尾骨を伸ばしながら上善腸骨棘を上げます。

 

 上善腸骨棘は腰に手を当てる時の前側の骨です

尾骨はご存知かと思いますがお尻の下にある尻尾の部分です。

 

 f:id:chiryouin111:20171211115141j:image

上善腸骨棘を矢状面で後方回旋させると

腰椎のカーブが緩やかになり脊柱が伸びます。

 

 (前方回旋させると反り腰になります)

 

上記のイラストでは

 

①左側は腰椎のカーブが強い骨盤前傾型の腰椎タイプです。

 

②真ん中はいわゆる普通のタイプです。

 

 

③右側は今回紹介させて頂いた骨盤の後方回旋をして

尾骨を伸ばした状態です。

 

 

腰痛や

ライミングですぐ足が切れる

武術家で蹴り技がうまく決まらない

 その様な方々に

 

有効ですよ!

 

是非お試し下さい。

 

やり方がイマイチ分からない

腰のケアが必要な場合等は

治療院にお越し下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

 http://www.kazu-1414.com/index.html

 (運動と医学の出版社 肩関節拘縮の評価と運動療法イラスト引用)

 (医歯薬出版株式会社 腰痛症イラスト引用)