chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

今回のテーマは『手に力を入れる』手に力を入れる事で重心の移動を解説。介護・年配の方の介助・クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです!!

今回のテーマは『手に力を入れる』

です。

よく介護や年配の方を介助する時に

 

支えている両手に力を入れて頂く事があります。

 

歩行が不安定な方や年配の方は

重心を足の支持規定面(足の裏)に留めるのが精一杯で

重心を移動して歩く事が困難になります。

 

その為に杖や手の平を持って

手に力を入れて頂くと

足が運びやすくなります。

 

つり革もそうで

動く電車の中で安定するには

掴まると支えになりますね。

f:id:chiryouin111:20190510094421j:image

 

その事は

ライミングや武術

一般の方々にも

 

役立つ事で

 

ライミングでは

手に力を入れてホームドを引くと

重心が移動したり

足が送りやすくなります。

 

当たり前の事ですが

ムーブが起こせない時はしっかり手で引いて

重心を移動させて動きましょう!

 

武術では

手や足に力を入れる事で

重心が移動します。

身体全体で力まずに力を入れる部分を

移動させましょう!

 

一般の方には

力を入れる部分に

身体を移動させて重心を動かしましょう。

力を入れた部分と身体が離れると力が

分離します。

 

如何でしたか。

 

私が治療をしながら気付いた事ですが

色々と応用が出来ると思います。

 

是非、皆様もお試し下さい。

 

詳しく力を入れる話し・重心の移動を聞きたい方

身体が緊張しやすい方は鍼灸やマッサージ

骨格調整がオススメです。

 

お気軽にお問い合わせ下さい。

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html

 

トレーニングの強度を解説します。筋肉の張力の限界を知りましょう。クライマー・武術家・一般の方々にオススメです。コンディショ二ングの意識を高めましょう!!

今回は『コンディショ二ング』

のお話しです。

 

 

人体構造にどれ位の負荷がかかると

損傷するのか⁈

 

その理由に

筋の弾力と伸びた状態から

さらに負荷をかけると

怪我につながる事を解説致します。

 

レーニングや日常生活では筋骨格系は

常に変形や損傷のリスクに伴われています。

f:id:chiryouin111:20190418181104j:imageこの様な刺激です。

 

健康な身体は変化に対応する能力があります。

 

伸ばされた身体も靭帯や筋の緊張が耐えてくれます。

その耐えうる強度が上がり続けると損傷します。

 

筋や靭帯がある程度伸ばされても戻れる状態を

弾性領域と言い

(下の図でA〜Bのピンクの領域)

 

 

極限まで伸ばされ過ぎて微細な断裂を起こすと

変形して戻れなくなります。

この状態を剪性領域と言います。

(下の図でCのグレーの領域)

 

ここからさらに不可がかかり伸び続けると最初の損傷が起こり

(下の図でDの部分)

 

さらに負荷が続くと破壊されます。

(下の図でEの部分)

f:id:chiryouin111:20190418221829j:image

身体に対する負荷はピンクの領域が理想です。

 

ピンクの領域でトレーニングして

グレーの負荷がかかったらしっかりレストするのをオススメします。

 

あくまでも、可視的な基準ですが

頭の中にイメージしてトレーニングして頂ければ怪我の予防になります。

 

クライマー・武術家・一般の方々も

自分の身体の状態を把握してトレーニングに励んで下さい。

 

詳しく運動強度の話しと

身体の状態を知りたい方々や

身体のメンテナンス・怪我の治療も

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(筋骨格筋系のキネシオロジー引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html

丹田の使い方seriesその1『重心を飛ばす』運動に大切な重心移動を写真を元に解説 クライマー・武術家・一般の方にもオススメです。

今回のテーマは『重心を飛ばす』

 

身体を自由に扱う者にとって

重心の位置・移動・身体の重みを使うのは

大切な事です。

 

それを武術的な身体の動きや

 

ライミングに運用した動き

 

で解説致します。

 

武術では

相手に打撃や組み技で圧力をかける時は

 

身体の動き

重心の移動で力を加えます。

 

そのため重心が移動せずにその場で動いている時は

腰が入って無いや

体重が乗って無い等と言われます。

 

それには突きや蹴りを放った時の腰の位置や身体の位置で判断します。

先ずはその場で突いた場合

f:id:chiryouin111:20190424154049j:image

次は重心を前に移動させて突いた場合

f:id:chiryouin111:20190424154059j:image

両者の違いは

腰や身体の質量の中心が移動しているかです。

 

ライミングでも同じで

 

ホールドから次のホールドを掴みに行く場合は

重心の位置を移動させないで届く場合は

 

いいですが

明らかにそのままでは届かない場合は

 

重心を移動させないといけません。

 

身体を固めて重心を移動させずにホールドを掴みに行く場合

f:id:chiryouin111:20190424154206j:image

重心を飛ばしながらホールドを掴みに行く場合

f:id:chiryouin111:20190424154233j:image

 

身体の位置が違いますね。

 

上の写真は身体の位置は安定しますが

距離は出せません。

 

下の写真では身体が伸び上がり引き手はホールドを押した様な形になり

距離が広がります。

 

今回のテーマ『重心を飛ばす』如何でしたか?

 

身体の位置を変えるだけでパワーが増したり

リーチが伸びます。

 

一般の方々も

日常の暮らしの中で

手先だけで物を持つより

身体を近づけて

腰から動く事をオススメします。

 

もし突きや蹴りに力がのらない

遠いホームドを掴みにくい等の悩みがある方は

是非取り入れて下さい。

 

身体の使い方『重心の飛ばし方』が分からない方々は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

股関節を柔らかく使うと理想なので

鍼灸・マッサージ・骨格調整もオススメします。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html

身体の調整seriesその2『お腹を伸ばす』姿勢の改善と猫背予報にオススメです。腸腰筋を使って丹田歩行を覚えましょう!!簡単なエクササイズもご紹介します。腰痛予防にも良いですょ!

今回のテーマは『腹を伸ばす』

f:id:chiryouin111:20190419180354j:image

腹直筋を伸ばして行きます。

 

腹直筋を伸ばすと

鼠蹊部も伸び

f:id:chiryouin111:20190419180411j:image

仙腸関節がしまります。

 

腹直筋をなるべく使わずに前傾姿勢になると

f:id:chiryouin111:20190419180435j:image

写真は腹直筋優位ではなく腸腰筋を意識して前傾姿勢になっています。

もし身体を、前傾させる時は腸腰筋を縮めて下さい。

上記の通りだとアウターの石柱起立筋に負担が少ないので腰痛予防になります。

 

余談ですがネイティブアフリカンの方々は欧米人より3倍近く腸腰筋が発達しているので

日々の暮らしでも腰痛になりにくいそうです。

 

腹直筋を使って前傾姿勢になると

f:id:chiryouin111:20190419183850j:image

お腹がグシャッとなって曲げるとこの様な姿勢になり

猫背や腰痛になりやすいです。

 

腸腰筋で身体を前傾させましょう。

 

高齢者の方々は筋力が衰えて

柔軟性が減るので

身体を前に倒す事で重心を移動させようとします。

その事から

腰痛や、下肢痛になる事が多いですね。

f:id:chiryouin111:20190419190735j:image

皆様もお腹を曲げて上半身を前に倒して歩いてみて下さい。

腰も痛くなりますし足が前に出しにくいのが分かります。

筋力が衰えてお腹がグシャッとなって曲げながら歩くととてもお辛いのが理解出来ます。

 

 

下の写真では腸腰筋を意識して前傾姿勢をとり足を出しましたが結構楽でした。

f:id:chiryouin111:20190419180523j:image

私の治療院では年配の方には腸腰筋を意識して頂く事をオススメしております。

 

腸腰筋を意識するエクササイズはこちら

f:id:chiryouin111:20190419191008j:image

椅子に座りながらお腹を伸ばして

足を伸ばしながらバタバタ左右交互に上下させます。

 

若い方々は

そうならない為にも

早いうちからお腹を伸ばして

腹直筋にストレッチをかけて

 

お腹から歩く

丹田歩行を心がけて下さい。

少しの意識でも違うものですよ。

 

丹田歩行や姿勢の詳しい説明

腸腰筋のエクササイズ

腰痛・下肢痛の治療が必要な方々は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html

身体の機能seriesその2『足先の使い方』をバイオメカニクスにて解説致します。クライマー・武術家の足先の極意と一般の方々の足の浮腫みや軽い運動で扁平足予防にオススメです。

今回のテーマは

『足先の使い方』

ライミングで足先で乗り込む時

 

空手や格闘技の前蹴りを

出す時に

 

一般の方の足の浮腫み防止や軽い運動など

 

有効な使い方を

少し理論的に解説致します。

 

そのコツは

結論から言うと

『踵』を上げる事です。

 

f:id:chiryouin111:20190410185112j:image

 

踵を上げるには同時に2つの関節が働きます

距腿関節と中足指節関節です。

f:id:chiryouin111:20190410185132j:image

腓腹筋が縮み踵が上がり

 

距腿関節が回転して

 

その力を受けて

 

中足指節関節が伸びていきます。

 

 

バイオメカニクス

つま先立ちを考えると

 

踵が上がり

 

腓腹筋と距腿関節の

内的モーメント・アームA

 

中足指節関節の

外的モーメント・アームB

 

体重が

中足指節関節のすぐ後方に位置し

 

中足指節関節と体重の

外的モーメント・アームC

 

が発生して

 

下のイラストでも分かる様に

 

BはCに対してモーメント・アームが

3倍あります。

(モーメント・アーム=関節と力の最短距離)

(内的=内側に働く力・筋肉など)

(外的=外側に働く力・重量など)

f:id:chiryouin111:20190410183753j:image

踵を上げるのは

力学的に理想的なテコになり

 

人が手押し車で

重い物を上げるのに似ています。

f:id:chiryouin111:20190410183816j:image

上記のモーメントアームで考えると

 

腓腹筋が3対1の力学的優位であれば

つま先立ちには

体重の3分の1の力ですみます。

 

効率的ですね。

 

つま先立ちの時は踵を上げまましょう。

f:id:chiryouin111:20190410183904j:image

前蹴りも踵を上げれば

自然と中足に力が入る強い蹴りが出せます。

f:id:chiryouin111:20190410183840j:image

一般の方も踵を上げる事を意識しましょう。

腓腹筋は下半身の心臓(ポンプ)です。

足の浮腫み防止や運動不足解消になり

扁平足の予防にも効果的です。

f:id:chiryouin111:20190413101242j:image

 

是非、お試しになって下さい。

 

如何でしたか⁈

 

踵を上げるメカニズムの

更に詳しい説明や

 

足首や足裏の怪我の治療が必要な方々は

鍼灸やマッサージ・骨格調整が

オススメですので

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(筋骨格筋系のキネシオロジー引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html

身体の使い方seriesその24『腰を入れる』仙腸関節の使い方を解説 クライマー・武術家・一般の方にオススメです!!

仙腸関節入れてますか⁈

 

以前

仙腸関節をしめる動き』のblogを

ご紹介致しましたが

 

今回は

その機能を私なりの観点でご説明致します。

 

スポーツや武術など

様々なシーンで腰の使い方が等と言われますが

 

本来

腰を入れるとは『コレ』

 

仙腸関節をしめる

 

単純に

腸骨が同時に前傾すれば

左右の仙腸関節はしまりますが

 

運動など

左右の腸骨を使い分ける時は

 

腰の構造から仙腸関節

右の腰を入れる時は

右の腸骨を前方回旋させ仙腸関節をしめて

f:id:chiryouin111:20190405180227j:image

左の腸骨を後方回旋させ仙腸関節を緩めます。

f:id:chiryouin111:20190405180239j:image

左の腰を入れる時は

左の腸骨を前方回旋させ仙腸関節をしめて

f:id:chiryouin111:20190405180350j:image

右の腸骨を後方回旋させ仙腸関節を緩めます。

f:id:chiryouin111:20190405180157j:image

 

それを動きに応用すると

武術で

右の突きを打つ時は

 

ライミング

右でホールドを掴みに行く手は

 

右の仙腸関節入れ

f:id:chiryouin111:20190405180834j:image

武術の

左の引き手側は

 

ライミング

左の引き手側は

 

左の仙腸関節を緩めます

f:id:chiryouin111:20190405180841j:image

武術の

左の突きを打つ時と

 

ライミング

左のホールドを掴みに行く手は

 

左の仙腸関節を入れ

f:id:chiryouin111:20190405180934j:image

反対の

 

武術の右の引き手側と

 

ライミングの右の引き手側は

 

右の仙腸関節を緩めます。

f:id:chiryouin111:20190405180939j:image

 

左右で逆の動きをします。

 

 

両方の腰が入っている訳では無く

 

この動きは歩く事に似ていて

武術や

様々な運動の

極意は歩行にあると言っても

過言はありません。

 

私の場合はサウスポーで

組手で半身に構えると

 

左の内股と右の大腿外側に軸があり

それを緩めると中心に集まります。

 

それを仙腸関節の位置関係で解くと

 

右の仙腸関節はしまり

左の仙腸関節は緩みます。

 

半身で前にでている右側が盾で

後ろ側の左側は鉾になります。

 

盾は食い止めるので動かないしまった状態

 

鉾はタメを効かせて動くので

緩んだ状態になります。

 

ボクシングや空手 様々な格闘技は斜め45°の半身に構えます。

正中線(弱点が集まった場所)を守る意味もありますが

上記の理由からも

攻防を交わすのに向いているからです。

 

よって

身体は動きや構えで腰の位置(仙腸関節)

が変わります。

 

歩く時や

 

突きを出す時

 

引き手

 

ホールドを掴む時

 

引く時

 

に腰を『しめたり』『緩めたり』

を意識されると

骨格が上手く使えると思います。

 

実際に仙腸関節の位置を触ってみると

少し動いているのが分かりますよ。

 

どうも骨盤の動きが悪いと思われる方は

鍼灸やマッサージと

仙腸関節の調整で改善しますので

お困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html

空手の動作seriesその1『ムチミ』ベストキッド2にも出て来た⁈動き腰から腕の連動、クライマー・武術家・一般の方にオススメです。

今回のテーマは『ムチミ』

 

身体の力を抜き連動を意識する方法に

 

空手には『ムチミ』

と言うと身体のしなりを利用した鍛錬があります。

(ムチミは沖縄の方言で弾力です)

 

映画ベストキッド2で主人公のダニエルさんが

ギャラリーのでんでん太鼓からヒントを得て

左右の回し打ちを繰り出して敵を打ちのめすシーンを

見た方もいらっしゃると思いますが

 

今思うと『ムチミ』を表現したかった

のかな!?

と思いました。

 

中国武術スワイショウにも似ていて

ご存知の方ならお分かりだと思います。

 

ムチミは身体の軸を意識したり

手を脱力して腰からの連動がしやすいので

是非

準備運動や体操等に取り入れて下さい。

f:id:chiryouin111:20190401175504j:image

 

クライマーは腰から手の連動で

 

武術家の方は勿論ですが腰からの突きに

 

一般の方も

楽にやってみれば肩コリ予報にも効果的です。

 

https://twitter.com/chiryouin_kazu/status/1112632163944456192?s=12

上記にムチミの動画をTwitterに乗せましたので

宜しければご覧下さい。

 

『ムチミ』や

身体の使い方

関節の柔軟性を高める治療が必要な時は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html